ソフトウェア開発の持つべき文化


Kerl E.Wiegers 著 滝沢徹・牧野祐子 訳 翔永社 ISBN4-7981-0871-5 本体3,800円+税

ソフトウェアエンジニアリングに携わる組織の持つべき文化について記述されている書物。

内容は文化だけに限らず、顧客とのプロジェクト体制の作り方やCMMI等、ソフトウェア開発に ついて色々と一通りの所が押さえてある(除く詳細技術面)。

書いてある内容は普遍的な事柄も多いが、全体の再確認には非常に良いと思う。 ソフトウェア開発でマネージャクラスの仕事に携わる人には是非読んで、そして少しずつでも 実践してもらいたいと思う。

この本の特色は各章のまとめページがすっきりとしている所。 各章を読み終わった後に、まとめページでさらりとポイントを抑えた復習が出来るという感じで なかなか良かった。

標題は結構大げさに感じられるが、内容は十分で読み応えのある一冊だった。


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