RubyUnitを使ってみよう(導入編)


RubyUnitとはRuby用のテスティングフレームワーク(Testing Framework)です。 詳しいことはこちらなんかに 書いてありますが、大雑把に言うとはUnitTest用のフレームワークです。ちなみにJAVA用とかC++用 とかもあります。

これを使うとUnitTestが自動化されて、ソースを変更した時に(インタフェースさえ変わらなければ) そのクラスが以前通り動作しているかチェックするのが非常に楽になります。 もっと言うと、作成するクラスに対するテストを先に書いてからクラスを作成して行くと言った手法 が取れるようになります。このあたりは詳細を書き始めると切りが無いのでまた後日。

まずはこちらから RubyUnitをダウンロードして来ます。当然、これより以前にRuby本体がインストールされている事。 で、ダウンロードしたアーカイブを展開した後、作成されたディレクトリに移動します。

移動したディレクトリで

ruby install.rb

を実行すれば、RUBYLIB/site_ruby/配下にrunitと言う名前のディレクトリが作成されています。 変な場所に入った場合は移動させるか環境変数RUBYLIBを設定しましょう。これで頭に

require 'runit/testcase'

が入ったソースを実行してみてエラーが出なければ導入は成功です。 次回は(いつになるか分かりませんが)実際の使い方のメモに入る予定です。


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